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持続未来グループの障害者雇用について、社会的インパクト評価(2024年)を公表します

2025年02月21日

持続未来グループは、「多様な人たちが働いて楽しい」をグループ基本理念とし、障害者雇用を積極的に推進しています。
この度、2024年に当社グループが障害者雇用を通して創出した社会的インパクトを経済価値として算出、評価しました。
詳細は添付ファイルの通りとなっております。

私たちは、この評価を公表することによって、障害福祉サービスを通して企業による障害者雇用を推進することが倫理的に良いというだけではなく、経済的にも価値があることを皆さまにもご理解いただきたいと考えています。

【概要】

  1. 当社グループに対して、皆さまの負担された社会保障費から合計4,358万円投入(インプット)していただきました。(2023年比26万円増)
  2. これを受けて当社グループは、貨幣価値に換算して7,681万円の社会的価値を創出しました。(2023年比611万円増)
  3. これは、差し引き3,323万円の純便益額(利益額3,323万円)の創出であり、SROI(社会的投資収益率)1.76となります。。(2023年比 純便益額585万円 増、SROI値約8%向上)
  4. なお、当社グループでは雇用以外にも、障害者に多様な働き方を提供しており、その社会的価値を貨幣価値に換算すると1,194万円となります。

※SROI(社会的投資収益率)とは
社会的活動や事業活動によって創出された社会的価値を定量的に測定・評価するために開発された指標です。

投資利益率(ROI:Return on Investment)の考え方を取り入れ、投入(インプット)された資源と創出された成果(アウトカム)を貨幣価値に換算して積算することで、社会的活動や事業活動を経済的・定量的に測定・評価するものです。

SROI値が1.0を超えていれば、投入(インプット)よりも創出した社会的価値の方が大きく、経済的観点からも有用であることを表します。

なお、私たちは「障害者が働くことには価値がある」と考えますが、「働かない(働けない)障害者には価値がない」という価値観は否定します。

また、この1年間で、国際的大企業において多様性推進にブレーキをかける動き、やめて しまう動きがクローズアップされるようになりました。 しかし、私たちは、多様性推進は一時の流行ではなく、本質的な意味で社会に必要なもの と考えます。少なくとも、人口減少が続く日本においては実利的にも必須です。

私たちは、これからも多様性推進に取り組み続けます

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